10/3 - 10/12 ★★★★☆ 自動車事故により右腕を失い、脳に機能障害を負ったエドガーは、リハビリのためフロリダ州の小島「デュマ・キー」に移り住んだ。 そこで存在しない右腕に猛烈な痒みを感じ、何かに取り憑かれたように絵を描くようになる。 作品に繰り返し…

9/27 - 9/27 ★☆☆☆☆ 11才にして身長195cm、体重105kgという義弟の家庭内暴力に命の危険を感じた利一と裕二は、村はずれの沼に住む河童に義弟殺害を頼むことにした・・・ 第15回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作品。 日本ホラー小説大賞といえば玉石混合な感じ…

9/23 - 9/26 ★★★☆☆ 寿命が数百年ある「長命族」の存在が知れたとき、人類の中にパニックが巻き起こった。 人類は嫉妬に狂い、不老長寿の秘密を暴こうと長命族を迫害し始めた。 虐殺から逃れるため、長命族は宇宙に脱出することを決意する。 ハインラインの名…

9/26 - 9/27 ★★★☆☆ミステリー作家7人が読者に贈る、7つの挑戦状！ 短編が「問題編」と「解答編」に分かれていて、読者が謎を解き犯人を当てることができるか？という趣向のアンソロジーです。 収録されている作家は・・・ 泡坂妻夫 西澤保彦 小林泰三 麻耶雄…

9/21 - 9/23 ★★★★☆1950年代の作家を中心に編纂されたホラー・アンソロジー「幻想と怪奇」シリーズ（全3巻）です。 副題は「宇宙怪獣現わる」ですが、別にモンスターものを集めてあるわけではありません。 リチャード・マシスン、シオドア・スタージョン、ロ…

9/20 - 9/21 ★★★★☆「密室殺人」ではなくて「密室・殺人」。この「・」が重要なんです。 ホラー／SF短編の名手、小林泰三の本格長編ミステリー。 うぁ〜〜〜やられた！という感じ。 確かに密室だし、殺人だか事故だか自殺だかわからない死体もあります。 頭の…

9/20 - 9/20 ★★★★★ 幼い頃、裕司は妖怪たちが様々なものを売る"夜市"に迷い込んだ。 そこで彼は弟と引き換えに"野球の才能"を買った。 罪の意識に苛まれて成長した彼は、再び"夜市"が開かれることを知り、弟を取り戻すことを決意する。 第12回日本ホラー小説…

9/13 - 9/20 ★★★☆☆『アーサー王と円卓の騎士』や『指輪物語』などファンタジーの源流となっているケルト神話を解説した本です。 「ケルトの神々」「ケルトの妖精たち」「ケルトの英雄たち」「アーサー王伝説」の四章から構成されていて、それぞれの登場人物…

9/6 - 9/12 ★★★☆☆ 妻に浮気され、自暴自棄になって会社を無断欠勤し喫茶店で時間を潰す男。 彼は相席になった街娼と妙に意気投合し、不忍池公園をデートすることになる。 彼女は突然、男に尋ねる。 「ねえ、おじさん。そんなにいい人そうなのに、なんで人を…

9/5 - 9/6 ★★★★☆ アルコール中毒の父と、暴力をふるわれてもただ黙って耐えている母に育てられたジョージ。 彼の唯一の楽しみは、森に入って狩りをすることだった。 ジョージは成長して軍に入隊し、上官を殴り殺そうとしたことで精神病院に入れられる。 精神…

8/30 - 9/4 ★★★★☆タイトルはおどろおどろしいですが、あんまり臓物は関係ありませんでした。 なんでこんなタイトルなんでしょう？ 唯一「透明女」がやすみん的人体破壊フェチ満載なお話でしたが、他はお笑いあり、SFあり、星新一的ショートショートありの、…

8/22 - 8/29 ★★★★☆太古の昔より深海で生きてきた不定形のぬらぬらしたもの、地震により砂州に打ち上げられた身長18mの人間の死体、人体実験によって無数の触手を持つ化け物に変わったマッド・サイエンティスト、血に飢えたクルマ・・・ そんなB級ホラーテイ…

8/15 - 8/16 ★★★★☆ある日、地球上空に超巨大な宇宙船がやってきて、ラジオ電波をジャックし「今から君たちを統治するよ！」・・・ それは侵略ではなく、あくまでも平和的な統治でした。 彼らを「オーヴァーロード（超統治者）」として受け入れた人類の運命は…

8/13 - 8/14 ★★★★☆小林泰三というと「人体破壊グロ」というイメージが強いですが、本作は完全なSF的ファンタジー。 しかも、ちゃんと量子力学などの理論的に破綻していないというすごい作品です。あとがきで「計算機片手に読んでみて」と書かれていますが、…

8/11 - 8/13 ★★★★☆名作映画「ブレードランナー」の原作です。 人類の奴隷として作り出されたアンドロイドが、技術の進歩によって高い知能を持ち、自由を求めて脱走する・・・ そんな脱走アンドロイドたちを"処分"する賞金稼ぎのリックは、次第に人間とアンド…

8/8 - 8/11 ★★★☆☆ 全世界の上空に、超巨大で黄色い板が出現！ "今から超銀河高速道路の建設工事を始めるよ！ あれ？まだ立ち退いてなかったの？ え？聞いてないって？ あそこの掲示板に貼っておいたじゃん！ たった4光年しか離れてないんだから、ちゃんと見…

8/5 - 8/8 ★★★☆☆小林泰三の作品が収録されていると思ったら、他の短編集に載っている作品でした。 Amazonで買う オンライン書店bk1で買う 行きどまり (講談社文庫)作者: 北方謙三,新保博久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/07/15メディア: 文庫 クリック…

7/26 - 8/1 ★★★☆☆短編集です。 朱川湊人のダークサイドを垣間みたような気がします。 「今まで読んだ小説で一番泣けた！」と帯に書いてありますが、それは表題作「いっぺんさん」だけ。 他の収録作はどれも背筋がぞっとするような、ホラー色強めの作品。 一…

7/25 - 7/26 ★★★☆☆狼の一族 アンソロジー/アメリカ篇 (異色作家短篇集)作者: フリッツ・ライバー,ジャック・リッチー,アヴラム・デイヴィッドスン・他,若島正出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/01/31メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブロ…

7/16 - 7/25 ★★★★☆渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)作者: ネヴィル・シュート,佐藤龍雄出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/04/28メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 85回この商品を含むブログ (68件) を見る

7/15 - 7/16 ★★★☆☆壁抜け男 (異色作家短篇集)作者: マルセルエイメ,Marcel Aym´e,中村真一郎出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/01/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (36件) を見る

7/15 - 7/15 評価：★★★☆☆嘲笑う男 (異色作家短篇集)作者: レイラッセル,Ray Russell,永井淳出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/10/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (18件) を見る

7/12 - 7/12 ★★★☆☆なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)作者: 松尾貴史,しりあがり寿出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/05/16メディア: 新書購入: 9人 クリック: 192回この商品を含むブログ (54件) を見る

7/5 - 7/11 ★★★☆☆華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)作者: レイブラッドベリ,Ray Bradbury,宇野利泰出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/11メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 115回この商品を含むブログ (102件) を見る

7/4 - 7/5 ★★★☆☆ Amazonで買う 脳髄工場 (角川ホラー文庫)作者: 小林泰三,森山由海出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/03/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 63回この商品を含むブログ (65件) を見る

7/4 - 7/4 ★★★☆☆なんとなく先が読めてしまうストーリー展開でした。 Amazonで買う 家に棲むもの (角川ホラー文庫)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/03/01メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (27件) を見る

7/2 - 7/4 ★★☆☆☆「500円で本が読める！」というシリーズで出ています。 値段相応でボリュームが少なく、すぐ読めます。 Amazonで買う 奇憶 (祥伝社文庫)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2000/10メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブ…

6/28 - 7/2 ★★★★☆高度1万メートルからの垂直落下。 乗客全員が絶望的と思われた航空機事故から、諸星隼人は左半身を失った状態から復活した。 その少し前、超次元プラズマ生命体＜ガ＞は、＜影＞を追跡して地球上空に来ていた。死亡事故からの復活、白銀に輝…

6/27 - 6/27 ★★★★☆ Amazonで買う 目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (56件) を見る

6/21 - 6/21 ★★★☆☆良い意味で小林泰三の王道的グロ話でした。 Amazonで買う 肉食屋敷 (角川ホラー文庫)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (14件) を見る